エアコンクリーニング本体カバー・ルーバー・フィルターの外し方

エアコンクリーニングのプロが教える失敗しないコツ

エアコンクリーニングを行う際は、感電防止のために電源プラグを抜くところから始めます。フィルターは、前面パネルを持ち上げることで外せるようになります。下の部分を少し持ち上げ、そのまま引き抜くようにすれば簡単に外すことができるでしょう。ルーバーを外す時は、右側にあるストッパーを解除、もしくはフックを外せば引き抜くことが可能です。機種によっては、中央にもフックがあることがあります。無理に引き抜くと、パーツが破損することもあるため注意が必要です。 エアコンの本体カバーは、前面にあるネジを外すところから始めます。ネジの数は機種によって異なりますが、2~4カ所が一般的です。ネジを外した後は、エアコン上部に数カ所あるツメを外し、下部を少し押すようにすると本体カバーの上の方が前に倒れてきます。後はゆっくり手前に引っ張ることで本体カバーを外せます。

エアコンクリーニング本体カバー・ルーバー・フィルターの洗い方

エアコンクリーニングは業者に依頼するのが賢明ですが、そう頻繁に利用するサービスでもありません。それなりに値段も高く、繁忙期になると希望日での予約が困難になる可能性もあります。様々な事情でなかなか業者に依頼できない場合は、少しでも汚れの蓄積を抑えるために自力で掃除していきます。素人がエアコン内部のクリーニングを行うのはリスクが高いですが、本体カバーやルーバー、フィルターの洗浄に関しては問題ありません。 まず本体カバーは付着している油汚れやホコリを雑巾で拭き取ります。水拭きでは取れない汚れについては、アルカリ性の洗剤を用いると落としやすくなります。またルーバーの洗浄を行う際は、最初に電源を切ってコンセントも抜いておかなければいけません。その上で水拭きかお湯拭きで汚れを取り除いていくのですが、ルーバーを無理に開けようとすると羽が破損する恐れもあるため注意が必要です。そしてエアコンから取り外したフィルターは、掃除機で大きなホコリを吸い取ってから水洗いをしていきます。洗浄後は再びエアコンにセットしますが、少しでも水分が残っているとカビ発生の原因となるため、しっかり乾燥させておくことが大切です。