エアコンクリーニングで最も汚れているのはドレンパン

エアコンクリーニングのプロが教える失敗しないコツ

エアコンを使用していて、最も汚れているのは、ドレンパンだと言われています。ドレンパンというのは、エアコンの結露水を受け取る場所です。このドレンパンがある事で、エアコンの水漏れを防ぐ事ができます。ドレンパンに汚れが溜まりやすいのは、エアコンが吸い込んだホコリや汚れも一緒に溜まってしまうからです。大抵の場合、溜まった水は室外に排出されてしまいます。ですが、機種によっては水が溜まりやすいものもあります。そして、ドレンパンは掃除がかなり困難です。ドレンパンは、エアコンの内部にあるため、清掃するには分解が必要になります。ドレンパンが汚れたまま放置すると、水漏れの原因にもなります。ドレンパンの掃除は、専門的な知識がなくては難しいため、完璧に綺麗にする事はかなり困難です。自分で掃除をするのは難しいと感じたら、専門の業者に依頼する事も1つの方法です。

エアコンのドレンパンの掃除の仕方

エアコンのドレンパンを自力で掃除するには、エアコンからドレンパンを外す必要があります。外すときは手順を守り注意しながら外さないと、故障の原因になったり再び取り付けることが困難になる場合があります。まずエアコンのカバーを外しフィルターなどを取り外します。工具を使用し全体のカバーを外した後ドレンパンを取り外します。取り外したドレンパンを浴槽へ運び、シャワーで汚れをある程度落とした後に洗剤で汚れを取ります。この時に使用するのは洗浄力と殺菌力に優れ、漂白力にも優れている“次亜塩素酸ナトリウム”がおすすめです。次亜塩素酸ナトリウムの洗剤を霧吹きなどで全体に吹きかけ、5分ほど置きます。仕上げにアルカリ性の洗剤を使用し、キレイに洗い流します。ドレンパンが濡れている状態でエアコンに戻すと故障の原因になる可能性があるので、しっかりと水分をふき取り十分に乾燥させてから再びエアコンに取り付けます。